2011年5月2日月曜日

名古屋市は

愛知県西部の政令指定都市で、同県の県庁所在地である。全16区から構成される。横浜市・大阪市に次ぐ全国第3位の人口を有し、東京と京都の間に位置することから、中京とも呼ばれ、三大都市圏の一つである中京圏(名古屋圏)の中枢都市となっている。また、政令指定都市に指定されている。中部地方の政治・経済・文化の中枢である。名駅と栄が、広域集客可能な繁華街となっており、市の中心部となる栄と名駅一帯は地下街が発達している。それに伴い、地下鉄網も充実している。なお、地元住民は名古屋駅の事を名駅と呼び、これは名古屋駅周辺の行政地名(中村区・西区名駅一?五丁目、中村区名駅南一?五丁目)にもなっている。市章は、現在の名古屋市を拠点に尾張を統治した親藩、徳川御三家筆頭格の尾張徳川家の合印に由来する「八」である。愛知県の南西部、濃尾平野に広がる。県内では、豊田市・新城市・岡崎市に次いで4番目に広い面積を有する市である。

市全体を概観すると、市西南部の港区は海抜0mの臨海工業地帯で日本屈指の国際貿易港である名古屋港を有し、港区の西部は市最大の穀倉地帯が広がる。市の南部の南区は港区同様に工業地帯が広がるが、北部の駆上は隣接する瑞穂区の新瑞橋駅の恩恵を受け商業が発達している。市の北部の北区、北西部の西区・南西部の中川区は住宅地が広がる。市の北東部の守山区・千種区、東部の名東区・天白区、南東部の緑区は海抜50m - 100mの丘陵住宅街で、千種区の東山公園・平和公園、守山区の小幡緑地、名東区の猪高緑地オアシスの森・牧野ヶ池緑地、緑区の大高緑地などの森林を残した大規模な緑地公園も点在する。市の中核を担う中区・東区・中村区・熱田区・昭和区・瑞穂区は海抜10mから15mの平野で、市役所・愛知県庁を有する中区の丸の内・錦・栄・大須・金山、東区の東桜・泉・白壁、中村区の名駅、熱田区の神宮、昭和区・天白区の八事、千種区の今池、星ヶ丘は名古屋市内でも特に商業が発達している地区で、集客力のある商業施設やオフィスビルが連なる。

自然環境では市内に1571の昆虫が生息し、これは県下の26%にあたる。市内東部ではリス、タヌキ、イエコウモリ、コウベモグラ、ノウサギ、キツネの生息が確認されている。野鳥類では現在約240種が生息している。名古屋市の姉妹友好提携都市は5国の5都市と結ばれており、様々な分野での交流が年間を通して両都市間で活発に行われている。また各都市からの記念品が名古屋市中区の名古屋市公館地下1階にある国際交流展示室や久屋大通公園で一般公開されている。姉妹都市は近年提携したトリノ市を含め、オリンピック開催都市と結ばれているのが特徴である。また、1986年10月24日、名古屋市の野外教育施設が設置されている中津川市と稲武町(現・豊田市)の3市町で、文化・教育・体育・経済・人物等の交流を通じ、友好親善と相互理解を深めることを目的とした、「ふれあい協定」を締結。協定に基づく交流事業として、現在も様々なイベントが催されている。

名古屋市はトヨタを初めとする自動車の町、企業城下町として有名であるが、大量の交通は卓越した道路網が支えている。碁盤の目のように片側3~5車線の道路が走っており、余裕ある道路設計により名古屋高速道路を中心部に通すことも容易であった。100メートル道路と呼ばれる幅員100メートルの広い道路(久屋大通・若宮大通)は名古屋の自慢にもなっている。なお、一本の道路幅が100メートルなのではなく、上り車線と下り車線および車線間にある20メートルほどの中央分離帯を加えて100メートルと呼んでいる。途中の中央分離帯は公園のようになっており安全に休むことができるので、歩行者は100メートルを一気に渡り切る必要もプレッシャーもない。日本一とも言われる広い道路網は、原点は広小路で見られるような江戸時代にあった「万治の大火」後の防火帯としての役割にあるが、後に来る車社会を見越し戦災復興都市計画に基づいて更に整備されたものである。

この都市計画は大変大胆なもので、焦土化した市街地に幅員の広い道路を何本も東西南北に通し、市内各所にあった墓地をすべて1ヶ所に集約するというものであった。この計画は、当時の交通事情などを考えればあまりに突飛なもので批判の声も大きかった。戦後日本の急速な経済成長により、大胆な都市計画は見事に結実した。この計画の責任者は田淵寿郎技監で、その功績により1966年「名誉市民」の称号が贈られている。市内の中心部には環状に名古屋高速が走り、名古屋第二環状自動車道が環状に市域を取り巻く。市東郊外の名東区に東名高速道路の名古屋インターチェンジを持ち、南部の名古屋港エリアには近年伊勢湾岸自動車道が建設された。その他、郊外にも名神高速道路・中央自動車道・東海北陸自動車道・知多半島道路などが接続しており、一般道を含め道路インフラの整備が大変進んだ地域とも言える。有料高速道路以外にも名四国道、西知多産業道路、名岐バイパスのような複数の高規格バイパスが存在する。

名古屋市(中川区)の中部運輸局愛知運輸支局から交付されるナンバープレートには、「名古屋」の地名が表示される。これを俗に、「名古屋ナンバー」という。1965年3月1日に「愛(知)ナンバー」から「三河ナンバー」が分離されるのを機に変更された。さらに1979年8月6日には「尾張小牧ナンバー」が分離された。2007年1月現在、「名古屋ナンバー」が交付されている地域は、名古屋市、大府市、東海市、知多市、半田市、常滑市、知多郡、津島市、愛西市、弥富市、海部郡、豊明市、日進市、愛知郡である。ちなみに「名古屋ナンバー」の登録台数は全国で1番多い。鉄道の名古屋駅は名古屋の旧城下町の西の笹島と呼ばれていた湿地を埋め立てた場所に位置し、現在では名古屋市の都心のひとつとなっている。JR東海の名古屋駅の他に名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅、地下鉄・あおなみ線の名古屋駅があるが、それらをまとめて「名古屋駅」、あるいは略されて「名駅」(めいえき)(めーえき)と呼ぶことがある。

名駅という呼称は、周辺の正式な地名に採用されている。地下鉄と市バスを経営する名古屋市交通局を中心に、鉄道はJR東海、名古屋鉄道、近畿日本鉄道の主要3社が乗り入れている。バス路線は市バスの他、名鉄グループの名鉄バス、近鉄グループの三重交通などが周辺区を中心に路線を運営している。