2011年2月1日火曜日

浜松市の空港

浜松市内の飛行場としては防衛省が管理する浜松飛行場があり、主に航空自衛隊の業務に使用されている。公共用飛行場ではないので防衛省関係者以外の利用は認められていない。現在、静岡県内の牧之原市・島田市で富士山静岡空港が建設中である(2009年7月までに開港する予定)。計画では浜松市から自動車で片道約50分で結ばれる予定。ただし、運行予定の路線バスでは所要時間110分である。現状では浜松市との往来に定期航空便を利用する場合は羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、県営名古屋空港のいずれかを利用することが多いが、公共交通機関を用いた場合の主要駅から定期航空便のある空港までの所用時間は最短でも片道1時間30分以上を要し、政令指定都市の中では静岡市に次いで2番目に時間を要する。
▼スポーツ
・野球
高校野球では、浜松商業高校、浜松工業高校、浜松西高校、興誠高校、浜松北高校、浜名高校などが甲子園に出場しており、浜松商業高校は1978年春の選抜高等学校野球大会で全国優勝した。近年においては、2002年夏の甲子園に興誠高校が、2003年春の甲子園に浜名高校(当時浜北市)が出場して以来、浜松市内の高校は全国大会に出場していない。
・サッカー
ジュビロ磐田(J1)オフィシャルショップやジュニアユースチームを設けるなどジュビロの第2のホームタウン。
▼主なスポーツ施設
和地山公園(中区和地山三丁目)
浜松市北部水泳場(中区高丘西四丁目)
武道館(中区西浅田二丁目)
浜松市営陸上競技場(中区上島六丁目)
花川運動公園テニスコート(中区西丘町)
浜松球場(中区上島六丁目)
浜松オートレース場(中区和合町)
浜松アリーナ(東区和田町)
古橋廣之進記念浜松市総合水泳場 (ToBiO) (西区篠原町)
舞阪総合体育館(西区舞阪町舞阪)
クイック浜名(西区佐浜町)
江之島水泳場(南区江之島町)
可美公園水泳場(南区増楽町)
弓道場(南区増楽町)
浜北武道館(浜北区竜南)
▼観光地
・観光地
中区
浜松城 - 戦国時代末期より徳川家康の居城となり、以後、有名な譜代大名が多く浜松城を居城としたことから、出世城とも呼ばれる。1958年に天守閣が再建された。

浜松城公園 - 浜松城周辺の公園で、浜松市役所本庁舎の北側にある。春は桜の名所としても有名。
浜松市美術館
五社神社・諏訪神社 - 江戸幕府二代将軍徳川秀忠の産土神である。初詣では人気のスポットとなっている。はまホールに隣接している。第二次世界大戦で焼失するまで国宝であった。

アクトシティ浜松(アクトタワー) - 浜松駅前にそびえる45階建てのアクトタワーを中心に、会議場やコンサートホール、展示場などからなる。

浜松市楽器博物館 - 1995年に日本初の公共楽器博物館として開館。浜松駅前の複合施設。アクトシティの中にある。

浜松べんがら横丁 - 遠州鉄道新浜松駅から高架下に2006年にオープンした食のコミュニティパーク。ラーメンや焼き鳥など、名店が軒を連ねる。

東区
天竜川
西区
浜名湖ガーデンパーク - 浜名湖花博会場跡地。
はままつフラワーパーク
浜松市動物園
舘山寺温泉
浜名湖パルパル
浜名湖遊覧船
かんざんじロープウェイ
浜名湖オルゴールミュージアム
浜名湖
エアーパーク(航空自衛隊浜松広報館)
弁天島温泉
渚園
▼航空自衛隊浜松基地
市内の高丘地区には、航空自衛隊浜松基地がある。その歴史は古く、大正時代に浜松に設置された陸軍飛行連隊がその前身である。昭和に入ると陸軍飛行学校が設置され、浜松は陸軍の重爆撃機の基地となった。太平洋戦争の戦況が悪化すると、浜松は航空基地や、軍需工場の存在とともに、米軍機の日本侵入路に当たっていたため、ほぼ同様の地理条件にあった静岡市と並び、米軍の爆撃目標値に対する実際の爆撃率において全国の都市の中では数少ない100%を超える空襲や艦砲射撃を受け、多くの市民が命を落とし、市街地は焦土と化した。
終戦後一時、浜松基地はアメリカ空軍の不時着飛行場となり、1952年に組織された保安隊の航空学校が設置され、日本初の航空基地となった。保安隊はその後、航空自衛隊に改称され、1958年に浜松基地は南基地・北基地に分離したが、1989年に統合して、現在に至っている。所属部隊はパイロットや航空機等の整備員を養成する教育部隊が中心で、航空教育集団司令部がある。1999年には広報館「エアーパーク」も開館し、多くの人が訪れている。また、毎年行われる航空祭(エア・フェスタ)には、全国から多くの航空ファンが訪れている。
▼旧浜松市
2005年(平成17年)7月1日の合併前における浜松市のデータを記載。
市の木:マツ 市の花:ハギ 市の鳥:ツバメ
市の歌:「浜松市歌」(作詞:森林太郎(鴎外) 作曲:本居長世)
面積: 256.88km² (※境界未定部分あり)
総人口: 601,728人 (推計人口、2005年6月1日)
1911年(明治44年)7月1日に制定された市章(記章)は、2005年6月30日をもって廃止された。
▼市外局番
固定電話の単位料金区域は浜松MAである。市外局番は、053(400~599・800~809・890~899・920~959・964~973・975~976・978~989)である。なお、隣接する湖西市と新居町も浜松MAである。2007年3月31日までは天竜区の区域が天竜MAで、0539(20~61・63~99)、その他の地域が浜松MAで053(400~599)と、同一市内でも複数の市外局番があり、相互の通話は市外通話扱いだった。
市内局番900番台で欠けている局番は、磐田市豊岡地区(天竜MA(現在でも名称は変更なし)、0539-60~62・74・77・90~99および63-0GHJ・5GHJ~9GHJ)で使用中であることが理由である。(豊岡地区は同じ0539でも浜松市ではないため、市外局番統合の対象からは除外された。)同地区は市外局番統合までは、天竜区となる地域と市内通話エリアであった。浜松市内の0539-63-1GHJ~4GHJを使用している区域は市内局番も含めて053-973-1GHJ~4GHJに変更された。この変更の影響で、天竜区(浜松MA)と磐田市豊岡地区(天竜MA、現在でも名称は変更なし)は同一MAではなくなったため、相互の通話は市外局番からのダイヤルとなり、通話料も市内通話料金ではなくなった。
▼地域型JPドメイン名
浜松市は政令指定都市に移行すると、本来は地域型JPドメイン名は city.hamamatsu.jp が割り当られるはずであったが、政令指定都市移行の前に既に hamamatsu.jp が汎用JPドメイン名として浜松市以外の一般事業者に取得されている。
▼鉱山
浜松市に鉱山があったという話は余り知られていない。現在の天竜区にあった久根鉱山(銅)・峰之沢鉱山、北区にあった黒姫鉱山(マンガン)がそうであるが、もともとは磐田郡佐久間町・龍山村、引佐郡細江町だったため。政令指定都市でかつて鉱山を有していたのは手稲鉱山と豊羽鉱山があった札幌市、秋保鉱山があった仙台市、峰之沢鉱山があった浜松市の3市のみである。