町18:町田BC→町田T→天満宮前→市役所前→市民病院正門→市民病院前→森野三丁目→保健所入口→町田BC(公共施設巡回)
町28:町田T~市役所前~市民病院正門~市立室内プール~相原~青少年センター入口 (相原ルート・一部区間急行)
町18・町28系統は、町田市民バスとして町田市が運行補助を行っている路線である。それぞれ専用の車両で運行されている。市の補助があるため町18系統は全線均一100円、町28系統は全線乗り通しても300円と、他路線、また町28ではJR+バス利用よりも安くなっている。但し、バス共通カードとPASMO・Suicaは使用できない。なお、東京都シルバーパスは利用可能である。両系統とも平日のみの運行である。
町18系統は、町田BCを出ると町田Tを経由し、三塚交差点を左折して町田街道新道区間へ入る。そのままこれを進み、市役所・五間道路・市民病院正門を経由、滝の沢交差点を左折して町田街道へ入る。その後町田駅方向へ直進し、森野二丁目停留所(但し停車しない)付近の交差点を右折し、すぐに森野一丁目停留所を経由、その後市民ホール付近を左折し駅前通りと合流、町田BCへ至る。専用の中型車で運転。2006年9月8日までは、森野三丁目を左折し五間道路へ戻り、もと来た道を三塚方面へ引返す市民病院付近を循環する路線で、かつて運行されていた町02系統(旧原22系統)市民病院正門循環線とほぼ同じルートを通っていた。
町28系統は、町田T発(町田BCは経由しない)で、版画美術館入口交差点から町田街道へ入り、原町田四丁目へ至る。その先滝の沢交差点まで町18系統と同じルートで運行し、その先は急行区間となる。忠生公園入口交差点で町田街道をそれ、忠生公園前、市立室内プールなど公共施設を経由し、再び町田街道へ戻る。久保ヶ谷戸までが急行区間であり、その先は終点まで各停留所に停車する。JR横浜線相原駅最寄の相原を経て、終点青少年センター入口に至る。運転本数は平日のみ3本の運転となっている。終点の一つ先の大戸は相模原市となるため、他の路線は大戸行きだが、この路線だけは町田市域である青少年センター入口が終点となっている。専用の小型車で運行。
11番乗り場発市民病院・上宿方面(町26・38・39)
町26:町田BC~市民病院~上宿~根岸~図師~野津田車庫
町38:町田BC~市民病院~上宿~根岸~市立室内プール
町39:町田BC~市民病院~上宿~根岸~市立室内プール~日大三高入口~図師~野津田車庫
町26系統は町田BCと野津田車庫を結ぶ路線であり、市民病院・上宿方面の主力である。町田BCを出ると森野交差点を右折して都道52号(鎌倉街道)へ入り、森野交差点から都道47号(町田街道)へ入る。そのまま町田街道を直進し、上宿などを経て根岸交差点を右折して都道57号(芝溝街道)へ入り、直進して町田営業所のある野津田車庫へ至る。
町39系統は、町田BCと野津田車庫を市立室内プール経由で結ぶ路線。町田街道を桜美林学園東交差点で右折し、市立室内プールへ。その先直進し、日大三高入口交差点を右折して都道155号へ。突き当たりの図師大橋交差点を左折して芝溝街道へ入り、野津田車庫へ至る。町田から来た場合、図師大橋~野津田車庫まで乗ってしまうと、町26系統より運賃が高くなってしまう。現在は市立室内プール方面の主力系統であるが、開設当初の主力は市立室内プール止まりの町38系統であり、町39は本数が非常に少なかった。それが1997年頃のダイヤ改正で町39系統が増便されるとともに、町38系統は平日朝1往復のみの運行となった。
12番乗り場発市民病院・上宿方面(町21・22・27・31・36・45)
町21:町田BC~森野三丁目~市民病院正門
町22:町田BC←市民病院←上宿
町27:町田T~市民病院~上宿~根岸~図師大橋~日大三高入口~小山田(多摩営業所と共管)
町31:町田BC~市民病院~上宿~根岸~図師~日大三高東~多摩丘陵病院
町36:町田BC~市民病院~上宿~根岸~図師~小野神社前~五反田~大蔵~鶴川駅
町45:町田BC~市民病院~上宿~根岸~図師~都立野津田高校
町21系統は、町田BCから市民病院正門まで行く短距離路線である。森野交差点は直進し、旭町交差点を右折して都道47号新道を通って市民病院正門へ。町田BC行きは、折り返さずそのまま滝の沢交差点まで進み、左折して町田街道へ入り、後は他の市民病院方面系統と同じ経路で町田BCへ向かう。運行経路は循環経路になっており、実際昔は循環路線であった。今は朝の市民病院正門発がメイン(混雑緩和のため)である。
町22系統は、町26系統の区間便のような形になる。昔は20往復以上あった[2]が、現在は平日朝1本の上宿発の設定のみ。
町27系統は、町田T・BCと市北西部の小山田を結ぶ路線である。町26系統と同じ経路で芝溝街道へ入り、図師大橋交差点から都道155号へ入り、直進して小山田へ向かう。日大三高入口~小山田間沿線は現在宅地造成、道路整備中であり、狭隘区間がある。多摩営業所と共管路線。なお、ほかの町田T発着系統に日中の町田BC発着は存在しないのに対し、町27系統は日中でも一部が町田BC発着となっている。
町31系統は、町田BCと市北部にある多摩丘陵病院を結ぶ路線である。町26系統と同じ経路で芝溝街道へ入り、図師交差点を左折して多摩丘陵病院へ向かう。
町36系統は、町田BCと鶴川駅を市民病院・図師を経由して結ぶ路線。町26系統と同じ経路で芝溝街道を並木交差点まで行き、そこから左折して都道156号へ入る。その先小野神社前交差点を左折、五反田を通り、大蔵交差点で再び芝溝街道へ戻り鶴川駅へ至る。単独運行区間のろう話学校~小野神社前までは1日数本のバスが通るのみ。昔は町26系統と後述の鶴33系統を合わせた経路だった。
町45系統は、途中まで町36系統と同じ経路で、野津田高校入口停留所手前の交差点を右折、細く急な坂を上り終点に着く。学生輸送専用と言っても良いような路線で、本数も非常に少ない。
なお、町16系統が朝の通学時間帯のみの運行のため、それ以後町田BCから日大三高へ向かう場合は町26・27・31・39系統を利用することになる、その為、11・12番乗り場のポールには日大三高への最寄停留所とそこからの徒歩の所要時間が記載されている。
忠生二丁目・小山田桜台方面(町32・34)
町32:町田BC~境川団地~忠生公園入口~忠生二丁目~忠生三丁目~桜美林学園~小山田桜台
町34:町田BC~市民病院~忠生公園入口~忠生二丁目~忠生三丁目~桜美林学園~小山田桜台
町田BCと小山田桜台を境川団地経由で結び、小山田桜台団地へ向かう主力路線である。町15系統と同じルートで木曽入口交叉点へ、その後町田街道へ入り忠生公園入口交差点で右折、忠生公園前を経て山崎小学校南交差点を左折して都道57号へ入る。町田工業高校を経て、忠生四丁目交差点で都道57号を離れる。桜美林学園停留所先の交差点を右折し、直進して小山田桜台入口交差点を左折して小山田桜台団地内に入り、団地内を半周するような形で、終点小山田桜台へ至る。平日・土曜の日中は、毎時1本程度が市民病院経由の町34系統で運行される。なお、町32系統は忠生高校を経由しない。
下山崎方面(町33・66)
町33:町田BC~境川団地~忠生高校~忠生公園入口~忠生二丁目~下山崎
町66:町田BC~市民病院~忠生公園入口~忠生二丁目~下山崎
町33系統は、町田BCと下山崎とを境川団地経由で結ぶ路線で、下山崎へ向かう主力路線である。こちらは町田駅前通りを直進し、木曽南団地を経由し忠生高校南交差点を右折、忠生高校・忠生公園・忠生二丁目などを経由し、山崎団地の西側にあたる終点下山崎へ至る。平日の日中は、毎時1本程度が市民病院経由の町66系統で運行される。
藤の台団地方面(町41・42)
町41:町田T~森野三丁目~菅原神社前~市立博物館前~藤の台団地
町42:町田T~(急行)~市立博物館前~藤の台団地
町41系統は、町田Tと藤の台団地とを結ぶ路線で、朝夕2~10分、日中9分間隔で運行されている。
町田を出ると森野交番前交差点を右折し、都道52号・都道3号(鶴川街道)を経て金井一丁目交差点を左折し、終点藤の台団地へ至る。藤の台団地だけでなく途中区間でも沿線人口が多く、また町田郵便局・警察署・市民体育館・市立博物館といった公共施設を経由するということもあり、日中でも混雑している。また平日6時~7時台の復路や22時台の往路は、乗りきれないほどの乗客がいる。
町42系統は、町田Tと藤の台団地間とを結ぶ急行路線で、町田BCと市立博物館前~藤の台団地間の各停留所に停車する。通過区間に町田郵便局前など町田BCからは町41系統しか経由しないバス停が含まれるため、山崎団地方面の急行に比べると運転本数は少なめである。
なお、神奈中で唯一「42」を付番された系統である。これは、全社的には「42」「49」が欠番となっているが、それ以前の東京バス協会による系統番号付番では考慮されていなかったためであり、既に定着している番号の変更を避けるため、例外扱いとなった。
町田駅発着路線(町50・51・52・53・55)
町50:町田駅~菅原神社前~藤の台団地~木倉~金井~鶴川駅~センター前~鶴川団地 (買物バス)
町51:町田駅→(本町田団地循環)菅原神社前→ストアー前→南大谷都営前→消防署前→町田駅
町52:町田駅~菅原神社前~木倉~金井~鶴川駅
町53:町田駅~菅原神社前~本町田~薬師池~大蔵~鶴川駅
町54:町田駅~菅原神社前~藤の台団地~木倉~金井~鶴川駅
町55:町田駅~菅原神社前~本町田~薬師池~野津田車庫
小田急線町田駅北側にある町田駅停留所を発着する路線。以下の通りに分類できる。
鶴川街道方面へ向かう路線(町50・52・54)
本町田・薬師池方面へ向かう路線(町53・55)
本町田団地循環線(町51)
町田駅周辺の経路は、町51系統を除く路線は、各方面から来て旭町交差点を左折して町田街道新道を進み、五間道路→図書館前を経て市役所前交差点を右折、市役所前停留所から人通りの多い一方通行の狭隘路を通り、その先の小田急線踏切手前を2箇所右折し、町田駅へ至る。町田駅を出ると、町田街道を保健所前→森野二丁目を経て森野交差点まで直進、右折して都道52号に入り森野三丁目を経て旭町交差点へ至る。この区間は循環経路ではあるが、町田駅をまたいでの乗車はできない。
町50・52・54系統は、鎌倉街道を通り菅原神社で右折、その先は鶴川街道(市立博物館・木倉・金井など)を経由し鶴川駅へ至る路線。町50・54系統は途中藤の台団地を経由する。また町50系統は鶴川駅より先、後述の鶴11系統と同経路で鶴川団地まで運行されており、鶴川駅~鶴川団地間で小田急バスとの共通定期が利用できる。主力である町52系統は藤の台団地を素通りすることもあって、朝や夜の便は大混雑の町41とは対照的にガラガラで走っている。ただし町53・55系統も利用が多いため、併走区間(町田駅~金井小学校入口)での利用者救済の役割を果たしているとも言える。町50系統は「買物バス」としての設定で日中のみの運行。町54系統も町田発は朝の数本及び夜の1本を除き、ほとんど昼間の運行である。鶴川発は朝~夕方まで40分毎程度で走っている。
町51系統は、町田駅を出ると町52系統などと同経路で進み、菅原神社及び日向台交差点を右折して養運寺~南大谷都営前などを経由し、市役所前停留所の真横を素通り、その先は他路線と同様の経路で町田駅へ至る。なお、本町田団地という名称のバス停は存在せず、路線名、バスの行先表示と定期券の券面表示のみの名称である。また町51系統は本町田停留所は経由しない。
町53・55系統は、鎌倉街道を経由して本町田方面へ向かう路線。菅原神社から先、本町田・薬師池などを経て、町53系統は袋橋を右折して芝溝街道を大蔵方面へ走り鶴川駅へ、町55系統は袋橋を左折して芝溝街道を走り野津田車庫へと至る。主力は町55系統であり、町田駅発着路線の中では最も運行本数が多く、利用客も多い。一方、町53系統は町55系統の間合運用的な存在で、本数は少なく40~60分間隔程度で運行される。また町田駅~菅原神社前・金井入口~鶴川駅の相互間を乗り通すと、町52よりも運賃が高くなる。