2011年1月29日土曜日

浜松バスの紹介

浜松バス株式会社(はままつバス)は、静岡県西部地方を拠点とするバス会社の一つで、貸切バス・路線バスおよび、これらに付随する関連事業を営んでいる。2007年3月28日 - 浜松市浜北地区(現浜北区)で路線バスの運行を開始。1951年の道路運送法制定以降、新規事業者が路線バス事業に参入するのは静岡県では初。

▼所在地
浜松市浜北区内野2423-1
当地にはかつて浜松観光自動車(遠州鉄道の観光バス専業子会社)の浜北営業所が所在していた。その後、中・小型バス部門の子会社「ニュー浜松観光バス」に一時分社していたが、2005年に再統合され浜松観光バス(浜松観光自動車から商号変更)浜北営業所となっていた。

■■■浜松市自主運行バス■■■
浜松市自主運行バス(はままつしじしゅうんこうバス)は、静岡県浜松市が運営する、いわゆる自治体バスである。1986年11月まで地方公営企業として営業していたバス(浜松市交通部。通称・浜松市営バス)とは異なり、廃止された既存の乗合バス路線の代替手段(廃止代替バス)として運営されている。現在の路線は、2005年7月の合併で浜松市に編入された各市町村が運営していた自主運行バスを浜松市が引き継いだものである。運行業務は一部を除き、既存のバス会社(遠鉄バス・秋葉バスサービス)に委託されている。なお、他に浜松市が運行に関与するバスとして「浜松市循環まちバス」(中区)・「浜北コミュニティバス」(浜北区)があるが、運行の趣旨が異なるため当記事では扱わない。別途、当該記事を参照のこと。

■■■浜松市循環まちバス■■■
浜松市循環まちバス(はままつしじゅんかんまちバス)は、静岡県浜松市中区の中心部を環状運行するコミュニティバス路線をいう。愛称は「く・る・る」。浜松市の「オムニバスタウン」構想の一環として登場したもので、中心街の移動円滑化と活性化を主な目的としている。

▼概要
浜松駅北地区を走る東ループ(反時計回り)と西ループ(時計回り)、同南地区を走る南ループの3路線があり、遠州鉄道(遠鉄バス)が全ての業務を受託している。そのためETカードやナイスパスが利用できるほか、浜松駅発着の遠鉄バス定期券を持っている場合は無料で乗車できる。10時から19時までの間ほぼ15分(南ループは30分)間隔で運行、運賃は大人(中学生以上)100円、子供(小学生)50円、小学生以下は保護者同伴にて2名まで無料となっている。また大人200円、子供100円の一日乗車券も販売している。一部経由地が異なるため逆戻りができない箇所がある。浜松まつりなど、中心街で催し物が開催される場合は迂回運転や運休となる場合もある。

▼沿革
2001年10月14日 - 12月24日
都市循環「浜松まちなかループ」として実証実験を実施。この時は時計回りのルートしか存在していなかった。
2002年4月1日
東・西ループ、正式運行開始。
2006年9月18日 - 10月15日
南ループ、実証実験として運行。浜松駅6番乗り場発10:00 - 18:30までの30分間隔で運行された。(10月1日より7番乗り場に変更)
期間中は遠鉄バス所有の小型路線車を使用した。
2007年4月1日
南ループ、正式運行開始。

▼路線
東ループ
浜松駅バスターミナル12番乗り場 - 文化芸大 - 遠州病院 - 県総合庁舎北 - 市役所前* - 中央図書館 - 浜松駅
西ループ
浜松駅14番乗り場 -肴町 - 市役所前* - 県総合庁舎 - 遠州病院東 - 文化芸大 - 浜松駅
南ループ
浜松駅7番乗り場 - 駅南大通り - ハローワーク北 - 海老塚郵便局前 - 福祉交流センター - 中央柳通り - 浜松駅

■■■浜松環状線■■■
静岡県道65号浜松環状線(しずおかけんどう65ごうはままつかんじょうせん)は、静岡県浜松市内を通る道路(県道)である。国道1号浜松バイパスと一体となり、浜松市内を一周する環状道路を形成している。浜松ICより浜松西IC経由で、起点に向かって(反時計周りに)環状線を行くと浜名湖の東側を南方へ進むことになり、国道1号と合流する。

▼概要
陸上距離 : 28.0km
起点:静岡県浜松市西区坪井町(国道1号浜名バイパス交点)
終点:静岡県浜松市東区安新町(国道152号交点・北島交差点)
浜松市天竜区以外の全ての浜松市の行政区を通過し、浜松市内の高速インター・放射状に伸びる主要幹線道路を結ぶ上、ほぼ全線にわたり片側2車線が確保されており、浜松市街地の交通量を減らす上で大きな役割を果たしている。
浜松市浜北区を通過しているが、通過してるのはほんの数十メートルに過ぎない。
浜松市東区笠井~浜松市東区有玉北町(国道152号との交点)の区間のみ未改良(片側1車線)である。遠州鉄道との踏切もあり、朝夕はこの付近が渋滞する。
遠州鉄道との交差部分は高架化工事予定で、現在浜松市などが中心となって浜松環状線踏切除却整備促進事業として土地買収などが進行している。また、この区間は現在4車線化工事中。
三方原町交差点~赤松坂交差点の区間は国道257号(バイパス)と重複する。
伊佐地町から内野入口にかけての信号交差点ではすべてLED式(浜松環状線側のみでそれに交差してる側の信号機はLED化されてない。伊佐地町から東名高速道路浜松西インターチェンジ前迄は小糸工業製が殆どだが、それより北側は信号電材製の薄型信号機や、他メーカーのLED信号機が多い。但し浜松西インターチェンジ前、三方原町、内野入口の交差点では両側ともLED式に変更されている)に変更されている。尚、浜松西インターチェンジ前の信号機には右折分離式信号が加わっている。

▼主な接続路線
国道1号浜名バイパス(坪井IC)
国道1号(坪井町交差点)
静岡県道316号舞阪竜洋線
静岡県道62号浜松雄踏線(南九領橋交差点)
静岡県道325号宇布見浜松線(大久保南交差点)
静岡県道48号館山寺鹿谷線 (伊佐地町交差点)
静岡県道364号湖東和合線
東名高速道路(浜松西IC)
静岡県道261号磐田細江線(葵町交差点)
静岡県道319号村櫛三方原線(葵町交差点)
国道257号(三方原町交差点-赤松坂交差点で重複)
静岡県道318号横尾根洗線
国道152号(内野入口交差点)
静岡県道296号熊小松天竜川停車場線(西ヶ崎交差点)
静岡県道374号浜松袋井線
静岡県道45号天竜浜松線
東名高速道路(浜松IC)
静岡県道261号磐田細江線
静岡県道314号中野市野線(柏木橋交差点)
国道1号浜松バイパス・国道152号(北島IC)