2011年10月6日木曜日

群馬県立ぐんま天文台

群馬県立ぐんま天文台は、群馬県吾妻郡高山村中山に位置する公開天文台である。群馬県の人口が1993年に200万人に達したこと、及び日本人女性初の宇宙飛行士である向井千秋(同県館林市出身)が宇宙に旅立ったことを記念し、県民に宇宙に対する関心を高め、次世代をになう子供たちのための教育のために建設された。本館1階には、受付、売店、映像ホール、事務室等が設置されている。映像ホールは、天文講演会等のイベント、学校利用、学術研究会などに使用される(収容人数:約100名)。本館2階には、太陽展示コーナー、恒星進化の展示パネル、観測機器の説明模型、データ解析についての説明展示などが設置されている。太陽展示コーナーでは、晴れていれば、直径約1メートルの直接投影像や長さ約1メートルの太陽スペクトル(虹)、Hα像などを観察することができる。 大きな直接投影像が見られる施設は、全国でもきわめて数が少ない。屋外には、18世紀のインドの天体観測施設ジャンタル・マンタルや約4000年前のイングランドのストーンサークルを縮小して再現した展示が設けてあり、実際に星々の位置観察ができるようになっている。

また、車のサーチライト等の灯りによる光害や、大面積の舗装面に蓄積された熱の発散による空気の揺らぎを避けるために、駐車場を天文台本体から離れた場所に設置してある。そのため駐車場から本館までは標高差約70メートル、距離約600メートルの遊歩道が設けてある。群馬県立土屋文明記念文学館は歌人、土屋文明を顕彰して設立された文学施設。群馬県高崎市の土屋文明の生地近くに1996年7月に開館した。短歌を中心に、群馬県関連の文学資料の収集や、詩歌文学・近代文学の展示を行う。群馬県文学全集や紀要、企画展の図録などの出版も行っている。所在地:群馬県高崎市保渡田2000番地。開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)常設展示入館料:一般200円、大学生・高校生100円、中学生以下は無料、身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者手帳の交付を受けた者及びその介護者1名は無料。アクセス:関越自動車道・前橋ICから約10分。JR高崎駅からタクシーで約30分、バスで約25分。JR前橋駅からバスで約30分。

群馬サイクルスポーツセンターとは、群馬県利根郡みなかみ町に所在する観光施設である。群馬サイクルスポーツセンターは1983年に開園した。かつては自転車競技者の育成を目的として、日本自転車振興会(当時)などからの補助を受けた財団により運営が行われていた。しかし経営難に陥ったことにより、2002年に民間企業に譲渡され運営されてる。冬季は降雪により閉鎖となるため、モータースポーツ使用コース以外が休園となる。群馬サファリパークは、群馬県富岡市岡本1番地にある動物園である。日本国内5番目の1979年5月1日にオープンした東日本では初の本格的サファリパーク。1986年5月5日には、日本で初めてアフリカゾウの繁殖に成功し、タンゴ(雄)というゾウが誕生した。ホワイトタイガーがいる。動物以外にもジェットコースターなどのテーマパークがある。タマンサファリインドネシアと姉妹園提携している。 運営は、群馬サファリワールド株式会社。2009年6月に急逝した世界的エンターテイナー、マイケル・ジャクソンも1988年12月のBADツアー日本公演来日中に訪れたことがある。

群馬の森は群馬県高崎市にある県立の都市公園である。公園の土地の一部は国有地である。公園内には、群馬県立近代美術館や群馬県立歴史博物館などの施設がある。群馬の森は、住民が緑を通じて人間性の確保と都市公園の整備促進を図る目的から計画された公園で、1968年に明治百年記念事業の一環として、大規模に樹木を導入した地域の気候風土文化を活かした都市公園である。自然豊かな公園で、多くの主な樹木が植えられている。主なものとしては、シラカシやクヌギ、オニグルミ、エノキ、コナラがあり、四季折々の姿が楽しめる。公園内には、約4ヘクタールある芝生広場やあそびの広場、わんぱくの丘、かたらいの丘などの設備があるほか、ウォーキングコースやサイクリングロード(高崎伊勢崎自転車道)などの運動設備がある。また、群馬県立近代美術館や群馬県立歴史博物館といった文化施設もあり、本来の都市公園機能を担うほか、歴史や文化を楽しむ文化施設機能も担っている。

現在の「群馬の森」がある一帯は、烏川と井野川に沿って舟運の便が良く、水車の動力も得やすいという理由から「東京砲兵工廠岩鼻火薬製造所」と称した黒色火薬の製造所が1882年11月より設置されていた。その後、1923年4月に「陸軍造兵廠火工廠岩鼻火薬製造所」へ、1940年4月に「東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所」へとそれぞれ改称し、1945年の終戦を迎えるまで、黒色火薬やダイナマイト、軍用火薬、民間用の産業火薬の生産・供給を行なっていた。そのような歴史的背景もあり、公園内には爆風避けの土塁や当時の建物・壁が残されている。群馬県立近代美術館は、1974年10月に開館した県立美術館である。「群馬の森」の付属施設として、群馬県立歴史博物館とともに整備された。美術館名の通り国内外の近現代美術の収集・展示を行うとともに、群馬県唯一(開館当時)の県立美術館として群馬県出身の画家の美術品の収集・展示にも力を入れている。群馬県立歴史博物館は、1979年に開館した県立の歴史博物館である。

原始から現代までの群馬県の様子などの展示活動のほか、調査・研究や教育普及に努めている。展示活動は、常設展のほか年数回の企画展を催している。「群馬の森」一帯には、かつて陸軍の岩鼻火薬製造所があった。そのような歴史的背景から製造所の従業員・遺族ら関係者の有志が設置した「ダイナマイト碑」などの様々な記念碑が設置されている。群馬弁は、群馬県で話されている日本語の方言である。群馬県はかつての上州であることから上州弁とも呼ばれる。房総弁や埼玉弁、多摩弁や神奈川弁と同じ西関東方言に属する。同じ北関東の茨城弁や栃木弁(足利市周辺を除く)は東関東方言に属しており、群馬弁とは大きく異なる。群馬県で話される方言をまとめて群馬弁や上州弁というが、群馬県内でも地域によって変化し、東毛・中毛・西毛・北毛に大きく分けられる。栃木県の足利弁を群馬弁に含んだり、板倉町や館林市の一部の方言を東関東方言としたりすることもある。西関東方言に分類されているが、埼玉弁と同じく鼻濁音はない。

また、江戸言葉のべらんめえ調のような母音の転訛が存在する。県北部では東関東方言や越後方言と同様、「イ」と「エ」の混同があるのに加えて、ラ行音の脱落もある。群馬ダイヤモンドペガサスは、プロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグに所属する群馬県のプロ野球チーム。2008年加盟。球団名の由来:「群馬」を象徴する「馬」から、「ペガサス」(天馬)を採用。また、野球において内野の4つの塁を結ぶ正方形を意味する「ダイヤモンド」を冠した。チームマスコットは白い天馬の「球馬くん(きゅうまくん)」、黒い天馬の「雷馬くん(らいまくん)」の2頭。このうち「雷」は群馬でよく発生することから、地域を表すものとして採用している。本拠地球場についてはリーグの他のチーム同様特に定めないが、群馬県立敷島公園野球場・高崎市城南野球場・前橋市民球場・伊勢崎球場・太田市民球場・桐生球場・藤岡総合運動公園市民球場で試合が開催される。2008年のスケジュールで最も開催が多いのは群馬県立敷島公園野球場である。