2011年10月26日水曜日

千葉県立千葉中学校・高等学校は、

千葉県千葉市中央区葛城一丁目にある県立中学校・高等学校。併設型中高一貫制共学校。通称は「千葉中」、「千葉高」、「県千葉」。かつて千葉一高だった名残で「一高」と呼ぶ者もいる。千葉県立船橋高等学校、東葛飾高等学校と共に、「千葉県公立御三家」の一つで、2008年度には県内唯一の県立中学校が併設された。隣接県特例により、茨城県や群馬県など、他県からも一部の地域に在住している者に限り受験可能。高校の教育方針は、受験にとらわれない「重厚な教養主義」・「真の学問の追求」である。授業は内容を深めたレベルの高いものとなっており、3年次には理系・文系に分かれるものの、例えば文系においても数学IIIを履修するなどと、幅広い教養を身につけるカリキュラムとなっている。文理比は例年5:4程度で理系の方が多い。芸術科(美術・書道・音楽・工芸)の充実も、出身者の活躍によってよく証しされている。伝統的に「自主的精神」を大切にしており、旧制中学校時代以来の自由闊達・質実剛健な校風が生み出されて来た。

また、学生運動が盛んなころに、生徒達が図書館に立て篭り、県警機動隊が投入されるという事態になったことなどが原因で生徒会が解散させられ、今なお生徒会が存在しないのも本校の特徴である。入学試験(特色化選抜)では難度の高い独自の試験問題(5教科・応用)も利用されている。2006年度より普通教室に冷房設備が設置された。2008年度から私立中高一貫校と同様のカリキュラムで教育が行われる千葉県立千葉中学校が開校した(2学級80名)。中学受験に於ける人気・倍率とも高い。中学校の教育方針は、「互いに高め合う、系統化された一貫教育で豊かな人間力を培う。伝統、実績、真の学びで揺るぎない学力を育む」で、ただ授業の進度を速める「先取り」ではなく、必要に応じて発展的な学習を取り入れる「スパイラル学習」を行っている。 また、独自の教科「学びのリテラシー」や千葉高の卒業生などの講演を聞く「社会人講演会」など、総合学習にも力を入れている。

定時制は2007年度から募集停止となり、3部制定時制を設置している県立生浜高校に2008年統合された。大学進学者数のマスコミ公表はしていない。千葉縣師範學校構内(現NHK千葉支局敷地)に千葉中學校と称して創立。修業年限3ヶ年。千葉縣師範學校女子部の校舎(現教育会館敷地)に移転する。千葉縣尋常中學校と改称。千葉縣千葉中學校と改称、同年7月現在地に校舎を新築移転。同年11月1日新築落成式を挙行(創立記念日の由来)。木更津分校(現千葉県立木更津高等学校)を設置。松戸分校(1906年廃止)を現千葉大学園芸学部敷地に設置。千葉縣立千葉中學校と改称。千葉市立商業學校夜間部を本校第二部(3年制、旧制中学校)として移管設置する。新学制の実施に伴い、第4・第5学年生徒は千葉縣立千葉中學校の生徒、第2・第3学年生徒は千葉縣立千葉中學校併設中學校の生徒とし、第1学年の生徒募集を停止する。第二部は4年制の中学課程とする。学校教育法による高等学校となり、千葉県立千葉高等学校となる。

全日制修業年限3ヶ年生徒定員1,040名、定時制修業年限4ヶ年、生徒定員320名とする。男女共学制を実施する。千葉県立千葉第一高等学校と改称。千葉県立千葉高等学校と改称。新入学生から学校群制度を実施。千葉女子、千葉東、千葉南、千葉市立と第1学校群を組む。単独選抜制に改められる。千葉県内のほとんどの市町村に通学区域拡大。特色ある入学者選抜(学校独自問題)を開始。創立125周年記念事業 トレーニングルーム、ビオトープ、校歌碑、記念館改修竣工。千葉県立千葉中学校を併設。中高一貫校になる。生徒会が学生運動により廃止されているため、文化祭実行委員会が中心となる。まずは、当年度に文化祭を実施するかどうかから採決をとる。否決されれば文化祭自体行われない。文化祭の名称は毎年文実が行う生徒へのアンケートによって決定する。ここ数年文化祭の名称は「千秋祭(せんしゅうさい)」となっている。文化祭の収益は全額ユニセフへ募金される。また、DRP(Dish Return Project:食品販売の際に使用した皿を洗って再使用する。

アンケートで実施するか否か採決を取る)と呼ばれる企画が行われていた。(2009年から廃止) 他の行事と違って、中学と合同で行われる。総合で各自が調べた内容を発表する。中学校と高校で別々に行われている。 高校では、各自が入学後に決めたテーマで約2年間研究を行い、優れた研究には「千葉高ノーベル賞」として賞が与えられている。 中学では、何種類かある「ゼミ」に所属し、そのゼミのテーマに沿った個人テーマを設定して半年間研究を行い、その成果を年2回の総合発表会で発表する。基本として男子は黒色の学生服。前を5個の校章入り金ボタンで留める。男子の襟は中・高ともに詰襟とラウンドカラーとのどちらでもよく最近は多くの生徒がラウンドカラーを着用している。女子は明るい紺色のブレザーで中高ともに校章バッジを装着し中学生は襟元にリボンも着用する。高校ではリボンを着けないよう指導されているが大半の女子生徒が自主的にリボンを購入し着用している。

男子に校章バッジはなく旧制中学以来の伝統として学生服の向かって左襟にローマ数字の学年章、右襟にアルファベットの組章の、大きな襟文字バッジをそれぞれ装着するのが特徴である。襟文字の色は中学が黒色の七宝、高校が金色で区別してある。中学ではこれに加え男女とも胸にプラスチック製の名札を装着する。しかし高校では学年章、組章をはずしたままにしたり稀に制服を着用しないか変形学生服かで通学する生徒もいる。ただし男子は夏季、女子は通年、学年・組章の装着義務がない。高校の男子が制帽をかぶる場合にはいわゆる学帽に白の横一本線が入る。しかし現在ではかぶっている生徒は殆どいない。千葉駅は、千葉県千葉市中央区新千葉一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・千葉都市モノレールの駅である。千葉県の県庁所在地・千葉市の中心駅である。東京都心方面からの緩急分離運転区間の終点であり、千葉県内各地へ向かう各路線が集結するジャンクションでもある。

千葉市内を走る千葉都市モノレールも乗り入れており、千葉県内最大のターミナル駅となっている。JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は総武本線と外房線の2路線であり、このうち総武本線を当駅の所属線とし、外房線は当駅を起点としている。一方、当駅に乗り入れる運転系統は多岐にわたる。総武本線は当駅から東京方面は錦糸町駅までが複々線となっており、快速線を走行する総武快速線、緩行線を走行する中央・総武線各駅停車がそれぞれ運転されている。総武快速線は一部列車が後述の各線へ直通しているが、中央・総武線各駅停車は当駅を運転系統の起終点としている。房総地区各地への路線は次の4系統が発着する。成田駅経由で銚子まで伸びる。正式には当駅 - 佐倉駅間と松岸駅 - 銚子駅間は総武本線への乗り入れ区間。成田駅から成田空港駅へ向かう列車、香取駅から鹿島線へ直通する列車も発着する。千葉都市モノレールの駅は1号線と、当駅を起点とする2号線の乗換駅となっている。

モノレール同士の乗換駅は日本国内では当駅と大阪モノレールの万博記念公園駅のみである。島式ホームが5面10線と、貨物用の線路が1線(0番線、2009年3月14日ダイヤ改正より使用停止)ある。1 - 6番線と7 - 10番線は、東側で駅ビル(駅本屋を兼ね、デパート「ペリエ」ファッション館が入っている)に裂かれる様に分かれている。そのため、東側では5・6番線ホームと7・8番線ホームの距離が離れている。台地の斜面に位置しているため、西千葉駅・稲毛駅方向では地上であるが、本千葉駅・東千葉駅方向は高架となっている。