岐阜本局の周波数である80.0MHzに由来。ちなみにこの周波数は加盟しているJFNのキー局であるTOKYO FMと同じ周波数である)。新聞のラジオ欄などにはFM岐阜とも書かれるが、産経新聞の東海・三重版と福井版では「Radio80」と表記されている。JFN系列。日本で開局した民放FM全53局、さらには日本の民放地上波放送局全192局の中で最も遅く開局した局で、全地上波民放192局中唯一21世紀になって開局した局でもある。なお、東海3県の県域以上の民放FM局はこの局が最後と思われる。以前から「純欠損」という経営危機の状態だったことから、通常は5年とされている放送局免許の有効期間が短くなっており、ほぼ毎年電波法の規定による再免許の申請をしなければならなくなっている。2011年についても4月28日付官報本編にて所管大臣片山善博名義で手続開始が公示された。関連して同年下旬より在名放送局とぎふチャン、同じJFN系列の県域局であるradio CUBE FM三重で試験放送を開始したradikoには唯一不参加。県域AM局として岐阜新聞系列の岐阜放送があり、1980年代後半まで郵政省が、県域AM局経営安定の観点から県域FM局の周波数割り当てを渋っていた。
新幹線駅のある羽島市と大垣市が本社候補地となり、選定が難航しなかなか定まらなかった。県南部の美濃地方では、平野部を中心にFM AICHIやZIP-FMが容易に入り、割り当て気運が低かった。中日新聞と岐阜新聞が仲が悪く、経営権などで長期にわたって両新聞社が争っていた。現在、定時ニュースは中日、岐阜の両新聞社から提供を行っており、2005年11月より両社のCMが流れるようになった(同様の例がエフエム石川においての北國新聞と北陸中日新聞との対立)。ちなみに中日新聞と岐阜新聞はテレビ愛知に揃って出資している。良好に聴取可能なエリアは岐阜県内全域と愛知県稲沢市・岩倉市・小牧市・春日井市以北、三重県桑名市多度町・いなべ市北勢町である。また本局は名古屋市内の一部で、中津川中継局はテレビの中継局同様に愛知県の西三河・知多半島地域ではごく稀に聴取できる場合がある。岐阜メモリアルセンターは、岐阜県岐阜市にあるスポーツ施設等を有する公園。
岐阜県県営の都市公園である。施設は岐阜県が所有し、岐阜県イベント・スポーツ振興事業団が運営管理を行っている。市街地北側、長良川右岸側に位置する運動公園。名称は「センター」だが、県が運営する都市公園のひとつである。現在メモリアルセンターがある岐阜市長良福光にはかつて1965年に開催された第20回岐阜国体に合わせ、岐阜県営グラウンドとして岐阜県営野球場などのスポーツ施設が整備され、また数百m離れたところには岐阜刑務所があった。しかしいずれも老朽化し、更に刑務所も市内の別の場所(岐阜市則松地区)へ移転したため、県はこれら施設を撤去した後、新たにスポーツ施設を建設して運動公園として整備する方針を決めた。敷地は一旦更地化された後、1988年に開催された「ぎふ中部未来博」のメイン会場として使用され、未来博終了後からメモリアルセンターの整備事業が本格的に始まり、1991年に長良川競技場など一部施設が竣工し開場。その後も整備が進められ、数年後に全施設が完成した。
敷地内にはぎふ中部未来博の記念塔である岡本太郎作の「未来を拓く塔」や、高橋尚子の金メダル獲得を讃えゴールシーンを模した「高橋尚子像」など競技施設以外の見所も多い。2041年10月25日に観測される金環日食の中心線がこの公園を通過する。岐阜大学医学部附属病院は、岐阜県岐阜市にある国立岐阜大学の附属大学病院。特定機能病院の承認を受けるほか、臨床研修病院、高度救命救急センター、災害拠点病院(基幹災害医療センター)に指定されている。かつて岐阜市司町に存在した時代、1988年(昭和63年)6月に廃線された、名古屋鉄道岐阜市内線(通称長良線)には、「大学病院前駅」が存在していた。岐阜市司町の旧大学病院は、3代目岐阜県庁舎(現、岐阜県岐阜総合庁舎)の西に隣接していた。2008年(平成20年)には、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の撮影が行われた。岐阜大学には、全国でも数少ない大学附属の動物病院である、岐阜大学応用生物科学部附属動物病院(通称、岐阜大学動物病院)がある。こちらは岐阜大学応用生物科学部獣医学課程に附属する動物病院である。