2011年4月13日水曜日

反対運動は主に

「静岡空港・建設中止の会」(共産党系)と「空港はいらない静岡県民の会」(新左翼系や社民党、民主党の一部)の2グループにより行われている。反対派は推進派に比べ静岡県内の組織基盤に劣るため、劣勢を挽回するため田中康夫、鳩山由紀夫、菅直人、保坂展人、中村敦夫、川田龍平などの県外政治家の支援を受けたり県外国会議員に対し反対署名活動を行ったり、県外の各種反対運動の活動家からの支援を受けるなどしている。静岡県内選出国会議員12名のうち、反対派は民主党の渡辺周と細野豪志の2名。現在の静岡県議会議員74名のうち反対を表明しているのは共産党系無所属1名。近年、衆院選・参院選・県議選で反対派の有力議員が相次いで落選しており反対派の現・元議員で賛成に転じたり積極的に反対の姿勢を示さなくなった者もいる。県知事選挙については毎回反対派は立候補者を擁立するものの、いずれも落選している。地元市町長選挙についてはかつて反対派のリーダーが立候補したこともあったがいずれも落選しており、近年は反対派の立候補者擁立は見送られている。

2007年4月に行われた静岡県議会議員選挙において共産党の候補者と無所属候補者の一部が空港反対を選挙公約としたが、無投票当選の1名を除いていずれも落選しており民主党公認・推薦候補者で空港反対を公約とした者はいなかった。反対派は反対派の元々の地権者(本来地権者)の所有する空港予定地内の土地の一部を静岡県内のみならず県外や外国在住者を含んだ反対派数百名に譲渡し共有としたり、山林の立ち木の一本一本を別々の反対派活動家に譲渡するなどの行為を行い空港予定地の権利関係を複雑化し県の用地取得を妨害しようとした。静岡県が土地収用法に基づく手続きを行った結果、空港建設に必要な土地・立ち木に関するすべての権利について県の権利取得が認められたがトラスト共有地・立ち木トラストによる権利の細分化による事務の煩雑化のため、用地調査や補償金の支払事務手続に十数億円の経費を要することとなった。2007年2月6日未明に、静岡市在住の反対派活動家が静岡県庁別館前の路上で焼身自殺した。

付近には静岡市内の廃棄物不法投棄に関する静岡市の対応と静岡空港建設に抗議する内容のビラがあり、またビラと同じ内容が焼身自殺の直前にmixiに書き込まれていた。自殺後、反対派は追悼集会の開催、追悼VTR・DVDの発売などの活動を行っている。また週刊ダイヤモンドは静岡空港について、無駄な大型事業の典型例とした特集記事を数多く掲載している。岩波書店発行の月刊誌「世界」は、鎌田慧の執筆による静岡空港に批判的な記事を掲載している。静岡空港に近くにはプロペラ機であれば十分離着陸可能な1,500mの滑走路を持つ静浜基地が存在する。しかし、推進派は大型ジェット機が就航可能な2,500mの滑走路を持つ新空港の建設に計画段階から固執し、静浜基地の共用化については それほど検討される事が無かった。また、反対派最大派閥の1つである「空港はいらない静岡県民の会」は計画段階から静浜基地の共用化にも反対していた。静岡瓦斯株式会社は、静岡県中・東部を営業エリアとする、都市ガス中堅の一般ガス事業者である。

供給するガス種は天然ガス(都市ガス13A)で、大手の都市ガス会社と同じである。関連会社を通じ、静岡県西部や伊豆の一部、さらには山梨・長野・新潟の各一部地域でも事業展開を行っている。東証一部上場。通常、対外的にはほとんどの場合「静岡ガス」と表記される(略称は「静ガス」)。2010年4月1日から、現在のコーポレートスローガン「くらしを考え、明日をつくる。」とコーポレートロゴ「SHIZGAS」を導入した。2007年より、静岡ガスの一部の販売店を『エネリア』という名称に変更した。“エネルギー”と“エリア”を組み合わせた造語で、拠点を12店舗(本店のみのカウント)とし、静岡ガスのショールームもエネリアを名乗る。(静岡ガスエネリア・静岡ショールーム)また、それによって“ガスショップ”という位置づけは廃止となった。エネリアにならないサービスショップは別の業務に従事し、不要な数の従業員は他店へ再就職となったが、一部、廃業となったショップもあるとのこと。また、従来の販売店の法人名称は裏に隠れた形となり、2007年1月5日よりエネリアを名乗り始めた。

東京ガスのエネスタやエネフィットをモデルとする改革で、各店舗、看板及びロゴマークは統一される。エネリアのイメージキャラクターにはアニメキャラクターの『とっとこハム太郎』を起用。 今のところ、ハム太郎の声優のみCMでは起用されている。また、静岡ガスが2006年よりスタートした無料サービス点検の『ふれあい巡回』を受けた顧客にはハム太郎グッズを進呈している。静岡清水線は、静岡県静岡市葵区の新静岡駅と、同市清水区の新清水駅を結ぶ静岡鉄道の鉄道路線。全列車2両編成ワンマン運転となっている。平日はラッシュ時間帯5分間隔、土曜休日の終日と平日の昼間6-7分間隔の高頻度運転を行っており、昼間の普通列車は新静岡 - 新清水間を21分で結んでいる。その運行形態や路線の特性から、欧米ではLRTとして紹介されることもある。ワンマン運転は終日行われている。新静岡 - 新清水間の全線通し運転が基本であるが、平日朝に後述の急行と接続する新静岡 - 県総合運動場間の区間列車や、長沼駅の北側に隣接して車庫があるため朝夕ラッシュ時の前後に柚木始発新静岡行き、新静岡始発柚木行き、新清水始発長沼行き、長沼始発新清水行きの入出庫を兼ねた区間列車が数本設定されている。

2011年10月1日のダイヤ改正で、15年ぶりに急行運転が復活し、平日朝に新清水行きが運行されている。停車駅は、新静岡・県総合運動場・草薙・御門台・狐ヶ崎・桜橋・新清水。いずれも乗降客が多い駅という。その反面、利用客の少ない県立美術館前駅と入江岡駅は区間運転の普通列車が運行しない区間の駅であるにもかかわらず急行は通過となり、朝ラッシュ時は実質減便となった。なお、急行列車が先行する普通列車を追い抜くことはないが、県総合運動場で新静岡発県総合運動場行の区間列車から接続している。かつて設定されていた急行は、日中も運転され、運動場前駅(現・県総合運動場駅)で先発の普通列車を追い抜く運転も行われていたが、1985年からは各駅の乗車機会向上のため各駅に停車する普通が増発され、急行運転は平日の朝夕のみとなり、1996年4月1日に廃止され、2011年10月1日の改正で復活するまですべて普通列車のみで運行されていた。2011年10月1日のダイヤ改正で新設され、平日朝に新静岡行きが運行されている。

停車駅は新清水・桜橋・狐ケ崎・御門台・草薙・古庄・日吉町・新静岡。早朝の2本のみ、県総合運動場で普通列車を追い越す。新静岡 - 新清水間の全線で運行される列車のほか、新静岡 - 柚木間、新清水 - 長沼間でそれぞれ区間列車が運行されている。また、平日朝には新静岡 - 県総合運動場間の区間運転が行われ、急行・通勤急行が停車しない駅への乗り換えが配慮されている。現在は全駅に自動券売機、ICカードチャージ機、自動改札機(ICカード対応機種含む)が設置されている。