放送法第7条第2項第4号に基づく総務省令(放送局の開設の根本的基準第9条、いわゆる「マスメディア集中排除原則」)に定める出資制限の上限に違反するとして公表し、エフエム石川は総務省情報通信政策局長名で厳重注意処分を受けた(同様の事例において、北陸地方の放送局では他に石川テレビ放送、エフエムとなみも厳重注意処分を受けている)。2011年10月3日にインターネットIPサイマルラジオ「radiko」に参加、実用化試験配信が同日12時から北陸地方のFMラジオ局としては初めて実施された。石川県ではエフエム石川と北陸放送が実用化試験配信を行っており、「radiko」による配信対象地域は石川県のみとなる。なお、北陸地方においては石川県のコミュニティ放送局のえふえむ・エヌ・ワンが2008年6月から、FMかほくが2010年6月からインターネットラジオのサービスを実施している。放送局名の表記は新聞によってバラつきがあり、北國新聞・富山新聞・日本経済新聞・スポーツ報知では「エフエム石川」であるが、その他は「FM石川」(資本関係のある中日新聞社の発行紙北陸中日新聞や中日スポーツなどでも同様)。
また、愛称である「HELLO FIVE」も使用されているが、呼称があまり統一されていない。番組表の掲載サイズは、毎日新聞・産経新聞・日本経済新聞(いずれも石川・富山・福井)、読売新聞・北陸中日新聞(いずれも石川・富山、読売新聞の福井県版は非掲載)、朝日新聞(石川・福井)はハーフサイズ、朝日新聞(富山)・中日新聞(福井)・日刊県民福井・中日スポーツ(石川・富山)は3分の1サイズ、北國新聞・富山新聞・スポーツ報知(富山・石川)は4分の1サイズとなっている。なお、北日本新聞・福井新聞、中日スポーツ・スポーツ報知以外のスポーツ紙では番組表を掲載していない。2010年にブライダル事業に参入し、6月18日に「ハローファイブ・ブライダルステーション ラブハピ」(金沢市藤江北)をオープンさせた。自社制作の番組内で、この事業と連動した企画も行われている。放送開始時のナレーションは日本語で行っているが、放送終了時のナレーションはBGM(曲名「Don't It Make My Brown Eyes Blue」)に乗せてカマサミ・コングが英語で行っている。
2005年の開局15周年の時にはLOVE PSYCHEDELICOがオリジナルのジングル制作に関わっている。4月~10月の間はクリーン・ビーチいしかわ(石川県全域の海岸清掃活動)のキャンペーンCMが頻繁に放送されている。20秒CM(協賛社読み上げあるいは参加者募集告知)または60秒CM(60秒CMのナレーションは磯部弘。かつては小野田英一がナレーションしたものが放送されていた)の2バージョンがある。なお、協賛社において北國新聞社と北陸中日新聞においては特別協賛の名目となっている。前述のとおりインターネット配信「radiko」は、北陸地方では最初に開始されたが、ポッドキャスト配信は現在に至るまで実施されていない(近隣のFMとやまやFM福井は既に実施)。また、ブログやtwitter(2011年4月より開始)の開始が近隣放送局より出遅れたり、ホームページを開設されていない番組が多いなどネット活用が生かされていないところが多い。金沢市内にエフエム石川の所在地を示す周辺案内地図が設置されている(表記は「FM石川」)。
石川ミリオンスターズ(Ishikawa Million Stars)は、プロ野球独立リーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグに所属する石川県のプロ野球チーム。2007年加盟。略して「ミリスタ」と呼ばれる。チーム名は同県を象徴する「加賀百万石」(百万=ミリオン・million)にちなんでいる。チームカラーは紺色(日本海の色)。マスコットキャラクターは「スタ坊」。本拠地は定めていないが、金沢市内の石川県立野球場、金沢市民野球場を主に使用する。それ以外でも加賀市の「中央公園野球場」・七尾市の「城山野球場」・珠洲市の「珠洲市営野球場」・小松市の「小松運動公園末広野球場」(2008年夏より)でも主催試合が開催されている。ユニフォームの胸部は自球団名である(石川、福井以外の球団はスポンサーロゴなどが入っている)。2007年リーグ初年度開幕時のチームの選手編成については、「地元枠入団選手」が富山とともに少数にとどまっている。石川ブルースパークスは、NPO法人石川籠球クラブが石川県金沢市で運営する男子バスケットボールチームである。
日本バスケットボールリーグ2部機構所属。北陸電力石川体育館をホームコートとしている。なお、かつての名門「住友金属スパークス」とは関係ない。2004年、石川県バスケットボール協会が中心となってクラブ「石川籠球クラブ」を設立。北陸電力からチーム愛称「ブルースパークス」とともに譲渡を受ける。その年からの日本リーグも継続して参戦。その後、石川県からNPO認証を受ける。2006年にはbjリーグ参戦を控えた富山グラウジーズとも交流戦を行っている。2009-10シーズンは準優勝に輝いた。石川県立美術館は、石川県金沢市に所在する美術館。1945年(昭和20年)10月、石川県美術館として金沢市本多町の旧北陸海軍館を改装して開館するが、同年末占領軍によって接収される。 1959年(昭和34年)谷口吉郎の設計により同名で開館。1983年(昭和58年)に近接する現在地に移転と共に現在の名称に改称。石川県にゆかりのある作品を中心に収集。1997年石川県文化財保存修復工房が附属され、文化財の修復にも力を入れている。
館長の嶋崎丞は昭和34年開館当時からの学芸員であり全国の公立美術館学芸員としては最古参の部類に入る。石川県立伝統産業工芸館は、石川県金沢市兼六町に所在する、主として石川県の伝統工芸品を収集した博物館である。石川県立美術館の新築移転に伴い旧館を利用して開館した。館内から隣接する兼六園へ直接入園する事が可能。経済産業省指定の伝統的工芸品10種を含む36業種が、展示紹介され、九谷焼等いくつかの業種では、製作工程がわかる展示になっている。石川県立歴史博物館は、石川県金沢市出羽町に所在する、おもに石川県の歴史を扱う博物館である。本多の森公園内に位置している。2007年度より文化功労者である脇田晴子が館長を務める。常設展の他に、通常年間に特別展3回と企画展3回が開かれる。1968年金沢市広坂2丁目で、旧制第四高等学校(現在の近代文学館)の旧校舎を用いて、石川県立郷土資料館として開館したのが始まり。収蔵品で手狭になったため、先に移転していた金沢美術工芸大学の建物を、金沢市から譲り受け、1986年に開館した。